軽貨物運送業などでは、仕事をした中から手数料を引かれたり、実費が引かれたりされるケースをよく拝見します。

どこまでが売上になるの?

例えば、下記のケースで売上はいくらでしょうか?

日当20,000円で25日稼働(20,000円×25日=500,000円)
手数料15%(500,000円×15%=75,000円)
ガソリン代30,000円
手取りが395,000円

正解は「売上=500,000円」です。

ところが、多くの個人事業主・法人、さらには税理士に記帳を依頼していても、手取り395,000円を売上にしているのを見かけます。
売上は、あくまで500,000円であって、手数料(75,000円)やガソリン代(30,000円)は経費として計上する必要があります。

これを知らないと、消費税を支払うようになる「売上1,000万円」のラインを気づかずに超えてしまっている場合があります。

もし、ずっと手取り=売上で計上してきた方の売上が800万円くらいであれば、本来は売上1,000万円を超えていた可能性は大いにあります。

そういった事業者は、税務署もチェックしているでしょう。


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