今回ご相談いただいたのは、飲食店業を営むX社様。
現在の店舗は、サラリーマン時代に貯金をして、 融資を受けることなく出店をしていました。
2号店の出店に伴い、初めての融資を申し込みます。
一般的に、中小企業が融資を受けることが多いのは、 付き合いのある信用金庫などの金融機関、そして日本政策金融公庫です。
日本政策金融公庫とは?
日本政策金融公庫とは、簡単にいうと、国が国の政策に基づいて運営する融資機関です。
日本政策金融公庫に融資を申し込むメリットは、次の3つだと考えています。
1.融資実行までの期間が短い
2.実質的な金利が低い
3.地域に縛られない
1.融資実行までの期間が短い
通常、中小企業が初めて金融機関で融資を申し込むと、「信用保証協会」という機関の保証が必要となってきます。
つまり、金融機関と信用保証協会の2か所で審査が必要になるため、融資申込みをしてから入金されるまでの期間が2か月ほどかかってきます。
それに対し、日本政策金融公庫では、1か所だけで審査を行いますので、通常1か月ほどで入金と融資実行までの期間が短いです。
2.実質的な金利が低い
これも上記同様で、金融機関の表面上の金利は、日本政策金融公庫より低いことが多いですが、信用保証協会へ「保証料」というものが別途必要になってきます。
そのため、実質的な金利では、日本政策金融公庫の方が低いことが多いです。
3.地域に縛られない
例えば、信用金庫は支店のある地域に本社がある企業としか基本的にお付き合いができません。
そのため、担当者の異動や、支店長の変更により融資方針などに変更が起きてしまいます。
一方、日本政策金融公庫は、一都三県に本社がある会社であれば、基本的にどこにある日本政策金融公庫の支店でも融資の申し込みができます。
もちろん、金融機関と付き合いを深めていくことでプロパー融資が受けられたり、頻繁に企業へ訪問をして状況を把握してくれるなどのメリットもあります。
冒頭のX社様も、日本政策金融公庫に融資を申し込むことになりました。
弊所にて、電話相談を行い、事業計画の作成、必要資料を準備し、同時並行で日本政策金融公庫担当者へ連絡し、事前資料を送付しました。
実際の面談時も、不足資料などなくスムーズに進み、1週間で融資可能との連絡があり、2週間後には入金とスピーディーに対応させていただきました。
土谷会計事務所では、顧問契約をいただいたお客様の融資サポートを全て無料で行っております。
初回面談0円でご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。