本日はとび業のお客様との打ち合わせ。
会社の現預金が豊富とは言えませんが、自分が会社にお金を回したりしながらも、金融機関からの借入はなく「無借金経営」を貫いてきました。

「無借金経営」を貫くのは良いことか

会社も1人で創業してから、順調に3名まで従業員を増やしてきました。
しかし、ここしばらく3名の状況が続いており、社長は停滞感を感じています。
そんな時にコロナの余波を受けいくつかの現場がストップしてしまいました。

元々、豊富ではなかった資金は直ぐに底をつきそうになり、とうとう社長は、取引のある信用金庫から借入をしました。
毎年少しずつでも黒字経営を続けていたので、問題なく借入はでき、コロナが収束に向かってきたこともあり、現場も戻ってきたので事なきを得ました。

果たして、借入をせずに「無借金経営」を貫くというのは良いことだったのでしょうか?

「無借金経営」のメリットとデメリット

「返済の心配をしなくていい」「利息を払わなくていい」といったメリットはあると思います。

それよりも、「いざという時に、会社を守るお金がない」ことの方が大きなデメリットではないでしょうか?
利息を支払ってでもお金を借りていれば、借りたお金の中から返済はできます。
しかも、こう言った特殊な状況下でも、会社や社員を不安にさせず守ることができました。

1,000万円の借入を、利率2%でしたとしても、年間に支払う利息は20万円以下です。
翌年からはもっと低い利息で済みます。

社長が職人さんを連れて「キャバクラに1回行っておごる」
…そのくらいの投資で会社を守れる可能性がグッと高まるんです。

「特殊」なことは起こりうる

今回は、コロナという特殊な状況で、政府も貸し出しに積極的だったので融資もスムーズでした。
これが例えば、得意先の倒産のような、その会社にだけ起こる特殊な状況であればこうはいきません。

税理士の目線から見ると、1つの会社で「特殊」なことが起こるのは5年に1度でも、30社担当していれば日常的に「特殊」なことは起こります。

だからこそ、日頃から金融機関と付き合いをして信用を積み重ねていくことも、中小企業の資金繰りにとっては1つの大切な仕事です。


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